法人1期目で地方銀行で300万円の融資の審査が通った体験談

法人1期目で地方銀行で300万円の融資の審査が通った体験談

ついに地方銀行から「信用保証協会の保証付き融資」で金利1.6%で300万円借りることができました。

 

個人事業3年で今年法人化したばかりでした。

 

法人化したばかりでしたが、なんとか審査とおりました。ふ〜

 

 

法人1期目で難しいのでは?といわれていたのですが、個人事業3年の決算書を見て「この会社なら貸してもいい」と判断していただけました。

 

5年かけて返済するケースと7年かけて返済するケースがあるのですが、私の場合は7年間かけてローン返済していくプランにしました。

 

(というか相談の結果そうなった。)

 

7年のほうが審査は厳しいようで、「おっ信頼あると判断してくれた!」とそのときは思ったのですが、よくよく考えたら長く借りる分金利払わなきゃいけいないことに気づきました。

 

まぁいいか。。。

 

最初1000万円融資で申し込みましたが結局300万円に落ち着いて、税理士さんに

 

「法人1期目で1000万円融資されるケースはなかなかない。300万円でも万々歳です」

 

といわれたので、ほっとしました。

 

ここでは地方銀行から300万円融資までこぎつけた流れを思い出しながら記録したいと思います。

 

そもそもなんで借りたん?

個人で事業を始めてかれこれ10年近くなるのですが、一度収益がガクッと下がったときがあったんですね。

 

この時は結婚も間近で精神的にも滅入ってしまいました。

 

資金がなければ事業継続できないということで、日本政策金融公庫に100万ほど借りたいと融資の申し込みにいったんですが、完全門前払い。

 

こちらとしてはお金がないのに借りたいのに、向こうは利益を出さないと貸さないという姿勢。

 

「利益あったら借りにこーへんわ!」

 

と叫びたくなるのをおさえて、消費者金融のプロミスに駆け込んだという過去があります。

 

結局プロミスのおかげで事業を立て直せたのですが、日本政策金融公庫の担当者にはガックシですよ。ホントニ。

 

それで事業を続けるには利益が出ているうちに借りれるだけ借りたほうがいいという結論に至ったワケです。

 

ちなみに個人事業主から法人成りする時、日本政策公庫いわゆる国金で融資を考えてるなら、自分で申し込まずに、顧問税理士さん経由で申し込んでください。

 

なぜなら、税理士と国金の信頼関係は厚く、審査基準が通常の項目から半分程度減ります。

 

よって、審査が通りやすくなります。

 

国金で創業融資を検討の方は参考にしてください。

 

*本当に困ったときは消費者金融のキャッシングはマジで助かります。。

事業計画書や必要書類を提出する

まず、事業計画書や必要書類を提出します。

 

・事業計画書
・直近の確定申告書
・銀行通帳
・法人の印鑑証明書
・法人登記簿(履歴事項全部証明書)
・法人口座開設書類
・納税証明書

 

すみません他にも細かい書類があったような気がしますが、思い出せるのはこの書類でした。

 

少なくともこれらの書類は必要です。

 

事業計画書

事業計画書は思ったより小さい欄でしたが、できるだけ具体的に「なざ資金が必要か」「何に使うのか」を書きました。

 

あとで修正しやすいようにシャープペンで下書きをして、それをコピーして提出しました。

 

 

直近の確定申告書

過去3年分の確定申告書を提出しました。ひょっとしたら直近1年分だけでもいいかもしれません。

 

新規事業を立ち上げたばかりの事業主や法人は要らないはずです。

 

銀行通帳

通帳は全部コピーされます。私の場合は過去3年分くらいの通帳はコピーされました。

 

税理士さんいわく、どのようにお金が流れているのか、一度に高額のお金が振り込まれたり怪しい資金?はないかを見るようですね。

 

法人の印鑑証明書・法人登記簿

この書類は法務局で請求すれば大丈夫です。

 

法人口座開設書類

こちらの銀行さんの法人口座を作る必要があります。

 

その書類が必要になります。

 

ちょっと細かく覚えていないのですが、

 

・法人の印鑑証明書
・法人登記簿(履歴事項全部証明書)

 

あたりは別で用意する必要があります。

 

融資の書類と合わせて数枚用意しなければならないというわけですね。

 

他に法人口座を持っていても、新規で作ってその口座に振り込まれる流れになると思います。

 

納税証明書

これは確か区役所で発行してもらうのですが、税金の滞納がないかを調べられます。

銀行で面談する

融資実行されるまで、3回ほど銀行に足を運んだと思います。

 

1回目はあらかじめ用意していた必要書類をもとに、どんな事業なのか、もし融資を受けたらその資金でどうやって収益を上げるのかを話します。

 

基本的に銀行の方はこちらの味方ですので、身構えなくても大丈夫です。

 

銀行の融資担当の方も融資が実行できれば、実績になるはずですからね。

 

ここで話した内容を銀行の融資担当の方が保証協会」の人にプレゼンします。

 

なのでできるだけわかりやすく説明できれば◎です。

 

2回目は不備があったので、何かしらの書類を提出したと思います。

 

3回目は融資実行のときです。また何枚かは書類にはんこを押した記憶があります。

 

1時間ぐらい時間とられました。

保証協会の人が事務所を訪問しに来る

銀行に2回足を運んだ後、数日後「保証協会」の融資担当の方が、私の事務所を訪問してきました。

 

 

本当に実態のある会社なのか調べに来るんですね。

 

2人で来られましたが、かなり細かいところまで根掘り葉掘り聞かれ、事業内容を説明しました。

 

事業内容のほかに聞かれた内容は

 

「なぜこの事務所にしたのか」
「なぜ融資が必要なのか」
「なぜ法人化したのか」

 

などさらっと聞かれた覚えがあります。

 

小1時間ぐらい話したのですが、どうやら銀行の融資担当さんの話だけだと伝わっていなく、帰り際に

 

「はじめは書類だけで判断しようと思ったのですが、来てよかったです」

 

といわれたので、ヘタすれば審査に落ちていた可能性大だと思いました。

晴れて300万の融資実行

審査の結果は早く、保証協会の人が来てから1週間もしないうちに融資OKの審査がおりました。

 

銀行融資を申し込んでから2〜3週間でしょうか。

 

振込みまで意外と早かったですね。

 

 

新規で法人口座を開設したので、とりあえず1000円分の入金と、保証料と印紙代を引かれた金額を引いて、2839577円振り込まれました。

 

晴れて300万円融資実行されました!

 

これから銀行で信用保証協会の保証付き融資をご検討されている方の参考になれば幸いです!

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